1歳になる前の赤ちゃんに「パパ」って呼んでもらう方法があるとしたらみなさんはどうしますか?
もしかしたら赤ちゃんが初めて呼ぶのがママではなく「パパ」になるかもしれない方法があるとしたらどうしますか?実はあるんです。
私は実際に生後9ヶ月の赤ちゃん(ゆきんこ)に「パパ」と、呼んでもらうことに成功しました。今回は私がやった方法をお教えしたいと思います。
呼んでもらうためには鏡とパパが必要
今回の方法には鏡の存在が不可欠です。みなさんは鏡を使った子育てを知っていますか?簡単に説明すると、赤ちゃんに鏡を見せると自我が芽生えるのが早いといわれているものです。
実際のところ、鏡というのは使い方次第でとても良い知育アイテムになりますよ。
でも、昔の人は鏡を見せないようにしていたようなんです。もったいないですね。私たちはフル活用しましょう。
そのために必要なのがパパです。パパがいないとこれから説明するやり方はできません。(特にパパと言わせなくて良いなら、パパである必要はないです)
オススメの鏡は洗面台の鏡
使う鏡は出来るだけ大きい方が良いです。最低でも赤ちゃんを抱っこしたときに胸から上がしっかりと映るぐらいの大きさの鏡が必要です。オススメは洗面台の鏡ですね。
洗面台の鏡なら赤ちゃんを抱っこした状態で一緒に見ることができますし、赤ちゃんが鏡にぶつかってケガをするリスクも少ないですしね。
洗面台の鏡じゃなくても良いですが、赤ちゃんを抱っこしたときに胸から上がしっかりと映るぐらいの大きさの鏡の前でやる必要があります。
はじめる時期は生後1ヶ月から
生後1ヶ月すぎると沐浴から親との入浴に変わりますが、そのとき一緒に入るのはママであることが多いと思います。
我が家もそうでした。
大抵ママが先に体を洗ってから赤ちゃんを呼びますよね。そのあいだ、赤ちゃんは何をしていますか?
パパが家にいたら、赤ちゃんを抱っこをしていますよね?抱っこをしていないパパがいるなら、今日から抱っこをしてあげて下さい。
このやり方はパパが抱っこをしないと出来ませんよ。
赤ちゃんを抱っこしたら洗面台の鏡の前にスタンバイです。
やり方はいたってシンプル
鏡の前で赤ちゃんを抱っこしたら、鏡の赤ちゃんに向かって「あ、い、う、え、お〜わ、を、ん」までを言います。次に濁音を言います。「が、ぎ、ぐ、げ、ご~ぱ、ぴ、ぷ、ぺ、ぽ」です。そして拗音を言います。「きゃ、きゅ、きょ~ぴゃ、ぴゅ、ぴょ」までです。
簡単ですね、ゆっくり言えばちょうど2分で終わりますよ。
コレだけです。え?って思うかもしれませんが、ほんとうにコレだけです。
コツは
- 口を大きく動かす
- ゆっくりと1クールが2分ぐらいになるように
- 疲れても笑顔
- 鏡に映った赤ちゃんの目を見てやる
- ママに呼ばれるまでやり続ける
ぐらいです。簡単ですよね、これを毎日やり続けます。
そうだ。もっとも大事なことを書き忘れていました。1クールの最後に「パパ、パパ、パパ」もしっかりと付け加えて下さい。
これをやらないと「パパ」と言ってくれないですから。
首がすわってきたら前向き抱っこにするとより効果的
最初の頃は横抱っこにしてやりますが、首がすわってきたら前向き抱っこにしてやった方がより効果的です。
その頃には赤ちゃんも「あ、い、う、え、お」と言うパパの顔を見てキャッキャッしながら笑うようになっています。
そこまできたら、次は赤ちゃんに発声をうながしてみましょう。
最初は同じ音を何度か言ってあげます。例えば「あ」なら「あ、あ、あ」のように。
そのときにできるだけ赤ちゃんが楽しくなるように笑顔で、余裕があるなら少し面白い顔でやってみてください。そうすると赤ちゃんが飽きずにできますよ。
わたしは、5回ぐらい「あ、い、う、え、お〜〜〜パパ、パパ、パパ」をやったあとに、1文字ずつ発声させるようにしていました。最初は「あ」も上手くは言えないですけど、だんだんと口の動きをマネしようとしてきますので、そうしたらお互いに口の動きのマネッコをすると楽しく出来ました。
そして、毎回さいごに「パパ、パパ、パパ」の練習をします。
これを毎日繰り返してください。
生後9カ月でついに「パパ」と呼んでもらえました
上記のやり方をずーっと毎日やり続けていたら、ついに呼んでもらえましたよ。「パパ」とね。
「パパ」と呼んでもらえるまでにゆきんこは、「は行」までは鏡の前でなら言えるようになっていました。そこで「は行が言えるならパも言えるんじゃ?」と思った私は「パーパーパーパー」としつこいくらいに言ってみました。
それが面白かったみたいで「パパ」と発声したのです。とっても感動しましたね。すぐにお風呂場にいるママに報告しましたよ。
ゆきんこがママよりも先にパパと言ったことにがっくりしていましたが、それでも一緒に喜んでくれました。
まとめ
鏡の前で赤ちゃんを抱っこしながら50音、濁音、半濁音、拗音、パパを言い続ける。
鏡に映った赤ちゃんに向かって口の動きをよく見せながら話すこと。ただし、鏡との距離が少しあるなら赤ちゃんの顔を直接見ながら行なっても良い。
できるだけ笑顔で、面白くやること。
赤ちゃんが上手く言葉に出せなくても、否定したり直そうとはせずに、こちらが赤ちゃんの声真似をしてみるのも喜ぶので効果的。
大事なのは、お互いが楽しくやること。赤ちゃんの機嫌が悪くなったら無理しない。
そうすると、赤ちゃんは早くから言葉を話し始めて「パパ」と呼んでくれるようになる。
ただし、話し始めた時点では何が「パパ」なのかは分かっていない。離乳食のおかゆに対しても「パパ」と言っていたので間違いないと思われる。
わたしが「パパ」だと教える必要性アリ。
終わりに
この鏡を使った言葉の覚え方は非常に効果的でした。「パパ」というようになってからすぐに「ママ」も言うようになりましたし、1歳になるころには「いただきまちゅ」「ごちそうさまでちた」もいうようになっていました。
もちろん赤ちゃんには個人差があるので必ず早いうちから話し始めるとは限りませんし、保証も出来ません。
でも、鏡の前でパパが頑張ってやっている口の動きや声は届いています。しっかりと目や耳で吸収した情報は脳の中で処理されていつか声として出てきます。
それまではひたすら声を届け続けましょう。
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